【2026年版】本を作るソフト5選|自費出版初心者が選ぶべきツールを徹底比較
「原稿はできた。でも、どのソフトで本にすればいい?」
自費出版で最初に詰まるのが、ここです。ソフトの選び方を間違えると、入稿直前に作り直しが発生します。実際にそういう相談が浜松出版には月に何件も届きます。
この記事では、目的別に使うべきソフトを5つに絞って解説します。全部試す必要はありません。あなたの出版形態に合った1つを選んでください。
まず「何を出版するか」で選ぶソフトが変わる
ソフト選びの前に、出版形態を決めてください。
- 電子書籍(Kindle)だけ出したい → WordかReedsyで十分
- 紙の本も出したい → InDesignかWordの上位活用
- 表紙だけ自分で作りたい → Canva一択
この3パターンで、ほぼすべての自費出版はカバーできます。
①Microsoft Word|迷ったらまずこれ
自費出版の原稿作成ソフトとして、もっとも使われているのがWordです。Amazon KDPへの入稿もWord形式(.docx)に対応しているため、Kindle出版ならWordだけで完結します。
向いている人
- はじめての自費出版
- 電子書籍メインで出版したい
- デザインにこだわりがない
注意点
- ページ数が200を超えると動作が重くなることがある
- 複雑なレイアウト(段組み・図版多め)には不向き
- epub変換の精度がやや低い場合がある
Kindle審査で落ちるケースの一部は、Wordからの変換ミスが原因です。入稿前にKindle Previewerで必ず確認してください。
→ 関連記事:Kindle審査落ちの原因と対処法
②Reedsy Book Editor|電子書籍に特化した無料ツール
Reedsyはブラウザ上で使える無料の書籍作成ツールです。入力した原稿をepub・PDF形式で自動的に綺麗に出力してくれるため、レイアウトの知識がなくても整った本が作れます。
向いている人
- Wordのepub変換がうまくいかなかった
- 無料でプロっぽい仕上がりにしたい
- Kindle+紙の両方に対応したい
注意点
- 日本語フォントの選択肢が少ない
- 細かいデザインのカスタマイズには向かない
- アカウント登録が必要
浜松出版でもepub作成にReedsyを推奨しています。特にWordからのepub変換で文字化けや崩れが発生した方にはまず試してほしいツールです。
③Adobe InDesign|紙の本を本気で作るなら
InDesignは出版・印刷業界のプロが使う組版ソフトです。段組み・目次・索引・図版の配置など、ページ数の多い紙の本を作るなら最も完成度が高い仕上がりになります。
向いている人
- 紙の書籍として書店流通を目指している
- ビジネス書・専門書など図版が多い本を作りたい
- デザインにこだわりたい
注意点
- 月額費用がかかる(Adobe CCプラン)
- 習熟に時間がかかる
- 初心者には過剰スペックになりやすい
Kindle出版だけが目的なら、InDesignは不要です。紙の本と電子書籍を同時に出したい方、またはデザイナーに依頼する場合の納品形式として選ぶのが現実的です。
④Canva|表紙デザインはこれで十分
本文はWordで書いて、表紙だけCanvaで作る。これが自費出版でもっともコスパの良い分担です。Canvaには書籍表紙用のテンプレートが多数あり、ドラッグ&ドロップで本格的なデザインが作れます。
向いている人
- 表紙デザインにお金をかけたくない
- デザインの経験がない
- Kindle・紙どちらの表紙も自分で作りたい
注意点
- KDP推奨サイズ(2560×1600px)での書き出しを確認する
- 無料プランでは使えない素材がある
- フォントの埋め込みに注意が必要
⑤一太郎|日本語の縦書きにこだわるなら
一太郎はジャストシステムが開発した日本語ワープロソフトです。縦書き・ルビ・禁則処理など、日本語特有の組版に強いのが特徴です。小説・詩集・随筆など、日本語の文章表現にこだわりたい方に向いています。
向いている人
- 小説・詩集など縦書きで出版したい
- 日本語の組版にこだわりたい
- Wordより日本語入力が快適なソフトを求めている
注意点
- KDPへの直接入稿には向かない(PDF変換が必要)
- Macでは動作しない
- 買い切り型だがやや高価
まとめ:あなたに合うソフトはこれ
- Kindleで出したい・初心者 → Word + Kindle Previewer
- epubの品質を上げたい → Reedsy(無料)
- 紙の本をプロ品質で → InDesign
- 表紙だけ自分で作る → Canva
- 縦書き・小説・詩集 → 一太郎
どのソフトを選べばいいか迷っている場合は、無料相談で一緒に考えます。出版の目的・予算・スケジュールをお聞きしたうえで、最適な方法をご提案します。
